住まいを探す方法を知りたいです

住み心地を売りにした家は、非常に信頼性が高いと言えます。住み心地という主観的な物差しで営業を行う場合、とても難易度が高い方法をとる必要が出てくる為です。表面的で機能的な価値はこれまでのように見せて、触れて口頭で伝えれば充分評価してもらう事が可能です。

住んでみて初めて分る住み心地という価値を納得してもらうには、より一層の創意工夫が求められます。豪華な住宅展示場やカタログと並行して、高レベルな営業力が求められます。住み心地は実際に住んでいる人に証言してもらう事が、その良さを新規の顧客に証明する方法のひとつです。どれだけ住み心地を良くする要素を取り入れるかが、良い証言を得る為には必要です。量を追って低価格を競い合う事以上に、顧客の要望に合ったものを造りあげようとする心構えが大切です。建設省が家造りのレベルを向上させる為に考え出した性能表示制度も非常に重要です。客観的な数値や基準をクリアーする事も大切な事柄です。住む人の満足を得る事こそが、住まいを造り上げる事です。現在進行中の家造りを支えて維持してきた仕組みやシステムを考えて、住み心地は住む人の主観で、造る側が了承を願うより、努力を惜しまない事が大切です。